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少子

本日は久々登場のカテゴリー「マイ書斎」。


幼稚園も始まり少し自由時間が増えたので読書でもすっか、と行ったブックオフでたまたま目に入った本。



酒井順子の「少子」



酒井氏といえば「負け犬の遠吠え」の著者。
数年前流行った”負け犬”って言葉の生みの親。


そんな酒井氏が日本の少子化について独自の視点で分析しているのがこの「少子」。


負け犬の定義は未婚・子ナシでしたが、そんな負け犬を地でいく酒井氏が負け犬の立場から「なぜ結婚をして子供を産みたくないのか」を説明しているのですが、これが非常に興味深く面白い。(以下『』部は本文からの抜粋)



日本の少子化が進んでるのはご存知の通りですが、本書によるとちょっと前の政府の厚生白書によるとこんな統計が出ているんだとか。


【仮に、出生率、死亡率が1996年のままとした場合の、将来の日本の人口】


96年の出生率は今より高い1.43。これで計算していくと、2100年頃には約4900万人、3000年頃には約500人、3500年頃には約1人、なんだとか。


・・・・・・日本の人口1人って!!!



そんな状況を

『土地は使いたい放題ですから、表玄関は青森に作って勝手口は下関、という贅沢な家造りが可能(中略)当然、満員電車ともおさらばさ(でも運転するのは自分・・・・・・)!』

と、少子化をまったく憂いたりはしません。


酒井氏が子供を産みたくない理由の一つとしてあげるのが



『痛いから』



これまで「痛いから」というのを産まない理由としてハッキリあげる人っていなかったように思います。
「痛いのヤダ~こわいもん~」とは誰でも思いますが、それを「産みたくない理由」として堂々と宣言してしまえば人々から『何いってんだバカ』で片付けられてしまうことでしょう。
『出産は痛くてナンボ』的発想が強く根付いているのが現実。


育児にお金がかかるからとか仕事が楽しいからという理由もあるのだろうけれど、やっぱり「痛いから」というのが第一の理由なのだ、と。

本来人間は歯医者に行くのも嫌がったり、こんなに痛いなら殺してくれという病人がいるように「痛み」は時として生とひきかえにしてでもさけたいと思うもの。
なのにそんな気を失うほどの痛みだとわかっていてなぜわざわざイバラの道をゆこうとするのか?それが理解できないのだ、という。

あまり語られないけれど、実は素直に「出産は痛みを伴う」ことが未産婦を出産したいという気持ちから遠ざけている一因なのではないか。
なので痛みもなく楽しい出産であるならば、是非出産してみたいという未産婦がもっと増えるであろう、と。



なるほどね。



ならば無痛分娩という方法もあろうが、これにはベテラン経産婦たちは「お腹を痛めないと真の愛情はわかない」だーなんだかんだ言い出す。

それじゃー父親は子供を愛せないというのか?
それじゃー海外ではメジャーな無痛分娩で産んだ人は親失格なのか?と言いたくなる。
そうでないなら『そろそろ「痛くない出産」の一般化を検討してみても、いいのではないかと思うのですが』。

もっと出産が痛くなくラクなものならば未婚・未産の女性の恐怖心もいたずらにかき立てられないのに。
ぜひとも産んでみたいという女性も増えるだろうに。


でもそんなとき経産婦はあわてて
『でも、赤ちゃんが産まれてくると痛みも疲れも、ぜんぶ吹っとんじゃうのよ!』と付け足すが、時すでに遅し。
すっかり恐怖心を植えつけられてしまっているのだって。



・・・・・・私(経産婦)も発言には気をつけなければ。
でも骨盤にヒビ入ったしなぁ。。。(←これがイケナイ)



それでも日本の少子化を食い止めたいのならもっと医療が進歩して痛み最小限で産めたらいいのに、と酒井氏は具体的な痛み最小限の出産方法を考えます。




医学が進歩して指のマタからソラマメくらいの子を産めるようになる

指マタからならちょっと『Vサインに力を込めて出産』とか『カタカタとキーボードを打っている時に陣痛がやってきても、ハンドタオルが一枚あれば自分ひとりで気楽に出産できそう』。



そ、それが出来たらホントいいですよね




②男も妊娠・出産できるようにする


実際それを真剣に研究している人もいるらしいですね。
妊夫用の背広も開発されたり、

『男同士がバーの片隅で、
「俺、デキちゃったかもしれねぇんだよ・・・・・・」
「えっ、マジ?で、どうすんだよ」
「堕ろすのは嫌だしな・・・・・・」
「産むつもりなのか?」』

みたいな会話がなされたり、

『「ギャーッ、骨盤がはり裂けそうだっ!」などと男性が叫びながら出産するシーンを、やはり草葉の陰から「アタシ達はこんな苦しいことに耐えてきたんだからねッ!もっと苦しむがよい!」と快哉を叫びつつ、見守るのでしょう』



と、こう酒井氏はおっしゃるわけです。


また酒井氏は出産したくない理由として「子育てが面倒くさいから」ということを挙げています。
そんな酒井氏から素敵な提案です。



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これは子供をタダで預けられるパスのこと。
もっと子供を保育園やら実家やら他人に預けたらいいのに。その解放感はきついブラジャーを外した時のそれとは比べ物にならないらしいよ、といいます。



あーーーそれノドから手が出るほど欲しいーーーー
と思ったこゆりです。



『実際、幼い子供を持つ女の友人は、「たまに実家の親に子供を預けて夜に外出すると、独身時代に夜遊びをした時とは比べものにならないほどの、めくるめくような興奮を感じる」と言ってました。』


それには


『本来であれば自分がやらなくてはならない子供の世話を他人に任せて私は今、こうして夜の街で遊んでいる」という罪悪感そして逃避観のせいも、確実にあると思うのです。』


『そして子を預けて遊ぶ人は、ただ漫然と遊んでいる人に比べてずっと深く、遊びに耽溺する。』




・・・・・・あ、あたしのことじゃん!
(前記事参照)





とまぁ、本文抜粋したり分析したり、卒論みたいになってきましたね。



他にも少子化の原因と言われる理由を挙げて面白く説明されています。
なので興味を持った方は是非本を読んでみてください





少子 (講談社文庫) 少子 (講談社文庫)
酒井 順子 (2003/12)
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あやの部屋 2007-10-10 (Wed) 10:09


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